[国際iジャーナル=慶北ヨ・イボン、マ・ヘソン記者] 浦項市は7月29日、環東海(日本海)時代における、北東アジアの中心都市の役割と共同発展方案を模索する、「2017北東アジアCEO経済協力フォーラム」を、ポスコ国際館で開催した。
3回目を迎えた今回のフォーラムでは、ロシアと中国、日本、ウクライナなどの6つの国、13都市の自治体長や地域商工など、約300人が参加した。
フォーラムの第1セッションでは、ロシアハサン郡守、コルサコフ市長、ウラジオストク旅客ターミナルの代表、浦項市長の順で発表が行われた。
イ・ガンドク浦項市長は、政経分離の原則に基づいて、地方政府間の競争ではなく、共存共栄に向けた協力の重要性を強調した後、▲経済産業協力推進の原動力になる、民間協議体の構成 ▲環東海圏クルーズ観光船の運航や定期フェリー航路の開設 ▲環東海圏の経済圏域拡張の3つの案を提示した。
第2セッションでは、韓•中•露•日など各国の識者らが北方物流ネットワークの構築と、北方経済や交流の活性化策について発表し、続いて韓国海洋水産開発院(KMI)のヤン・チャンホ院長が座長を務め、議論と質疑応答が行われた。
今回の「2017北東アジアCEO経済協力フォーラム」は、不安定な北東アジアの国際情勢の中で、北方経済を新たな視点で考え、環東海圏都市の共同繁栄と経済発展に向けた方策を探る場となった。
여의봉, 마혜성 기자 iij@iij.co.kr
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